浜松市営バス譲受車両

浜松市営バス(浜松市交通部)は1984年より路線の廃止・遠州鉄道への移管をすすめ、1986年11月30日に全線を廃止・その歴史に幕を閉じた。
市営バスの車両は廃止後数台が遠鉄に譲渡されたが、その車両がここで紹介する1258〜1261である。

これら車両は1982年に「市営バス最後の新車」として5台導入されたいすゞK-CJM470型で、廃止後に4台が遠鉄に譲渡された。同時期に遠鉄に導入されていたCJM(K-CJM520)がメトロ窓・ワイドドア折り戸だったのに対して、この車両は
 ・ホイールベースが短い
 ・窓が上昇式
 ・スライドドア
 ・床が板張り
 ・正面のISUZUエンブレムがない

などの相違点があり、遠鉄所属車の中で異彩を放っていた。
これら車両は96年頃までに廃車されている。


1258  91.7.7細江営業所


1259  92.7.16市役所前


1260  撮影日不明


1261  89.11.12浜松基地航空祭


浜松市消防本部の元・1257。 89.7富塚派出所

遠鉄に譲渡されなかった残りの1台・1257は、浜松市消防本部の所属となり、塗色の変更・白ナンバーへの登録変更(浜松22に・477)が行われた。

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