12都市12バス物語 [その2]

京都(綾崎若菜)  京都市交通局

ベースはグリーンマックス「いすゞキュービックバス(前後扉)をそのまま使用。塗装は、帯がGMカラー「緑2号」、地色は緑系統の色を適当に調合してライトグリーンを作成(何を混ぜたかは忘れました)。京阪のライトグリーンのような色になりましたが、あとで調べたら実写よりも濃い色になってしまったようです。それでも塗り分けは見事に仕上がった(とくにラインが前輪タイヤハウス付近からカーブしている部分)ので良しとしましょう。次は京阪バスでも作りますか?

横浜(星野明日香)  横浜市交通局


実車写真(撮影:くまら様)

横浜市営は現在新旧2種類の塗り分けがあります(いずれも使用している色は同じ)。当初は友人から貰った写真を参考に旧塗装を製作しましたが、色を間違えたのと塗装に失敗したため塗り分けが簡単な新塗装で作りなおしました。

ベースはTOMIX「富士重工路線バス」。青の帯はMr65「インディブルー」を、地色にはGM「クリーム1号」を吹きました。以前の失敗作に比べて塗り分けが予想以上に綺麗に仕上がり、札幌市・大阪市と並ぶ(いやそれ以上の?)出来となりました。時間があったら相鉄バスも作りたいところです。

福岡(松岡千恵)  西日本鉄道

「センチメンタルジャーニー」では、信号待ちで止まっている千恵のバイクと並んで西鉄バスが登場しています。

この西鉄バス、今シリーズ中で一番の手抜き作品です。地色にGM「小田急アイボリー」を吹いたあと、GM「いすゞキュービックバス」に付属のデカールを貼って仕上げました。デカールを貼るだけなら簡単じゃないか、とお思いかもしれませんが帯状のデカールはすぐにゆがむ上に、ドア部分などの隙間にうまく貼りつける技術が要求されます。「マークソフター」を使用して密着させました。今思えば、地色はアイボリーよりホワイトのほうが良かったかもしれません。

青森(安達妙子)  青森市交通部


実車写真(撮影:くまら様)

アニメでは妙子がバスに乗る場面があり、青森市営バスがしっかり登場しています。青森市営には新旧2種類の塗装があり、旧塗装は窓下の帯が黄色、新塗装は緑となっています。アニメに登場したものは旧塗装だったので「三菱ふそうバス」を使用して製作しました。

まず一番下のラインとしてGM「緑2号」を吹き、マスキング後、先の京都市で使用したライトグリーンを塗装。そして最後に窓周りにつや消しホワイトを吹いています。窓下の黄色いラインはバスキットに付属の帯状デカールを切って使用。西鉄のときよりも細いラインなので苦労しました。フロントガラス下までラインが回っているのですが、省略しました。

仙台(永倉えみる)  仙台市交通局


実車写真(撮影:してきや)

大阪の夏穂と並んで私のお気に入りキャラであるえみりゅんです。

帯色はMr322「フタロシアニンブルー」と「インディブルー」を調合。地色は京都市・青森市に使用したライトグリーンですが、塗装後に写真と比べてみたらもっと青みがかったライトグリーンであることが判明、失敗しました。細い帯はデカールで表現。当初はキット付属の帯状デカールを使用しましたが貼り付けに失敗したので、WAVE製「Xデカール ストレートライン」を使用。幅0.5mmのラインなので実際よりも」太いですが、それらしい感じは出たと思います。

広島(七瀬優)  広島バス

アニメでは広島バスの貸切車が登場していましたが、あえて路線車を製作しました。

帯はMr68「モンザレッド」、地色はホワイトです。マスキングには、今回初の試みとして京商製「ミクロンラインテープ0.4mm」を使用。これにより細い線が再現できるか…と期待しましたが、吹きこみが多くなってしまい失敗です。やはりもともとがマスキングテープではないのがおおきな原因でしょう。とくに粘着力が強く糊が残ってしまったのが災いしたと言えます。まだまだ検討の余地ありです。優のファンの方には大変申し訳ないことをしました。

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