TOMIXのストラクチャーが族車に変身
トヨタセルシオVIP ハイエースバニング
(製作者 : 雅)

前回に続き車のヴァリエーションを増やすべく行った、車の改造です。今回は、よく街中で見かけるような、改造車を紹介します。

セルシオVIP

この改造をするにあたり一番最初の問題は、製品がセルシオに見えないと言う致命的な問題をいかにしてクリアするかでした。

まず、ライトをそれらしい形に整形してやる事から始めました。製品のままですと、横に広くて高さが足りないので(クライスラーみたいな顔付き)、これを補うためライトを上に広げるようにボンネットを削ってやりました。ライトは下回りと一緒に整形されているため、ライトにパテを盛って高さをだしています。

次は、フロントグリルです。これも実物と似ても似つかない格好をしているため、グリル部分を切断し、パテで最初から自作しました。これで、やっとセルシオに見えるようになりました。

ここからエアロパーツの製作にはいります。フルエアロ表現するために、ボディにパテ盛りして削り出して行く方法を採りました。パテで大まかな形を作っておき、乾燥したところでデザインナイフとヤスリえお使い形を整えます。エアロパーツは、参考資料として、近所の古本屋で購入したVIP改造の専門誌を参考にしました。結構根気が要る作業なので、一番苦労した事を覚えています。

ついで、塗装に入ります。ボディは純白に塗り、フロントグリルや、窓枠など要所要所の金色をいれていきます。そして、ウィンカーはクリアレンズにするため、フロントライトと同じく銀を塗ってあります。

ハイエースバニング

セルシオと同じくTOMIX製をタネ車にしております。

まず、バニングはハイルーフにしなければならないので、屋根に1mmのプラ板を2枚重ねて接着し、屋根の形に整えます。屋根の加工が終了したところでリアスポイラーを作ります。プラ板を好みの形に切り取り屋根に取り付けます。これも、古本屋で購入した、バニング専門誌を参考にした作っています。スポイラーが完成したところで、エアロパーツを取り付けます。セルシオの時と同じく、パテの削り出しを行いました。後部座席の窓を全部埋めてあります。本当は、窓を開けなおしたかったですが時間がなかったので断念しております。そしてコクピットの屋根あたりを切断し、塩ビ板で窓を作ってあります。そして、資料を参考に細かいパーツをつけて塗装をして完成です。

番外編
日通トラック コンボイヴァージョン

これは、近所の玩具屋で、1/144スケールのナスカーと運搬用トレーラセットをみつけてNのレイアウトに置いたら面白いだろうと思い購入しました。

このままでは、ただのアメトラです。日本の風景に合うように日通塗装を施しやる事にしました。まず、トレーラー部分にGMのコルゲート板をはりました。あとは、黄橙食でコクピットを塗り、荷台は銀で塗装しました。ペリカンマークや、日通マークはペイントソフトで自作し、シールにプリントして張ってあります。

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